ラムネ菓子といえば、やはり「森永ラムネ」   その強さはまさに横綱

駄菓子

2018年、ラムネ業界に激震が走りました。お菓子の中ではあまり日の目の当たらない立ち位置であったラムネの大ブーム。

「えっ、そんなのあった?」

なんて人に向けて解説します。

日経トレンディ「2019年ヒット商品ベスト30」の15位に「大粒ラムネ」

森永製菓「大粒ラムネ」

2018年3月、森永製菓より発売された「大粒ラムネ」。この商品、なんと、発売からたった1か月ちょっとで年間の販売計画数を売り切ってしまったとか。

欠品となり一旦は休売となってしまったが、その後10月に販売が再開されからもずーっと売れ続けています。

確かにこの商品はコンビニなんかでもよく見ると思います。ただ、僕らの思う「ラムネ」って

そう、こんなのとか、

うん、こんなのとか、

こんなのですよね。これはこれで美味しくでよく食べていましたが、「大粒ラムネ」は今までのラムネとは、なにが違うのでしょう?

ブドウ糖90%配合

今までのラムネとは違い、大粒ラムネの成分は90%がブドウ糖です。ブドウ糖が多いと、集中力upや疲労回復などに効果があります。

なぜブドウ糖が多いと集中力が上がったり、疲労回復するのでしょう。

ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源

脳は毎日、途轍もない量の情報を処理しています。仕事中は勿論、ありとあらゆる場面で、脳は働いています。さらには、脳が働くのは、何かを考えている時だけではなく、眼で見たものや耳で聞いた音、肌に触れている感触や関節の角度の状態なんかまで、無意識下でも脳細胞はフル回転しています。

その脳の活動には、多くの量の栄養が必要となりますが、脳の栄養となれるのは、唯一ブドウ糖だけという訳です。

したがって、ブドウ糖が欠乏すると脳はエネルギー不足に陥り、うまく働くことができなくなってしまいます。その結果、集中力や記憶力の低下が起こってしまい、様々なパフォーマンスが下がると言うわけです。

ブドウ糖は体のエネルギーにもなる

では疲労回復に関してはどうでしょう。

ブドウ糖は単糖類と言われ、吸収されるのがも最も早い糖類です。そして体のエネルギーとして速やかに利用されます。

じつは砂糖も吸収の早い糖類ではありますが、厳密に言うと二糖類であり、単糖類であるブドウ糖より若干吸収までに時間がかかります。(二糖類は単糖類が2個くっ付いた状態であり、単糖類に分解されてから吸収されるため)

コメント