「うんちくんグミ」 お下品お菓子の代名詞

駄菓子

発売当時は衝撃的過ぎて、親やPTAに嫌われまくったあの駄菓子。今では「うんこドリル」のブームを受けたためか、市民権を得た感のあるお下品おやつです。

「うんちくんグミ」とは

「うんちくんグミ」は、ジャック製菓株式会社で製造されている、子供向け菓子です。大人が食べてももちろん美味しく頂けますが、あまりにも斬新なパッケージで、大人1人で購入するにはそれなりの勇気が必要となります。

製造はジャック製菓株式会社

ジャック製菓は昭和23年に大阪で設立されたお菓子メーカーで、一貫して幼児・児童向けの駄菓子を中心に製造・販売を行っています。

自らを、おもしろ駄菓子のパイオニアと名乗り、数多くの駄菓子を世に送り出してきました。ヤッターめんやサッカースクラッチなどが代表作ですが、どれもこれもホームラン級の人気商品!!とまでは言えない、脇役的な商品を作り続けています。

その商品達は、商品棚の隅におかれていると「ほっこり」します。ドラマで言う所の「六角精児」的な存在でしょうか。そんなお菓子を世に送り続けています。

「うんちくんグミ」パッケージ

真っ赤な背景に、補色である緑で堂々と「うんち」の文字。お下品を連想させるとか、匂わす訳ではなく、ストレートに「うんち」を全面に押し出します。

さらにはイラストもド直球! 見ようによっては、お正月の鏡もちっぽい? なんてとらえることもできます。さらに、「かわいい」要素により下品さをマイルドにするためか、ミッキーっぽい手足が装着されています。

可愛くおどけている「うんちくん」ですが、まぁ、子供が喜ぶ「うんこ」以外の何物でもありません。

「うんちくんグミ」の味

パッケージ的には少しやばそうな「うんちくんグミ」ですが、中身はどうか。

大丈夫です。たべられます(笑) 外観とは全く関係のないコーラ味。駄菓子一筋 70余年!! を謳うジャック製菓の味なので間違いはないです。

「うんちくんグミ」の原材料

水飴 砂糖 ゼラチン クエン酸 香料 カラメル色素

が「うんちくんグミ」の原料です。大丈夫。食べられるものしか使われていません。うんちは入っていないようです。ジャック製菓を信じましょう。

「うんちくんグミ」の当選確率

ジャック製菓の商品の多くは当たりくじ付きです。「うんちくんグミ」にも勿論、このくじが付いています。子供のころは、このくじ付き駄菓子に心躍るような、妙な興奮を覚えたものです。

大人になって気づくのですが、この興奮・高揚感はギャンブルのそれに似ているのです。「勝ち負けがわからない状態でのスリルと緊張感」。これはギャンブル以外の何物でもありません。

もちろん10円と少額ではありますが、それでも子供にとっては十分な大金。普段の生活では味わえない感情を求めて、駄菓子屋の片隅で人知れずbet(購入)している姿は、一端のギャンブラー。まさに駄菓子屋での体験は、人生の縮図なのです。

話がそれましたが、「うんちくんグミ」の当選確率です。

箱売りの「うんちくんグミ」には100個の「うんちくんグミ」が入っています。この100個の「うんちくんグミ」には、それぞれ100円当たりが1個、50円当たり3個、20円当たり3個、10円当たり4個が隠されています。したがって、何かしらが当たる確率は11%となります。

あまり高くないです。。

まとめ

  • 「うんちくんグミ」の製造は
  • 原材料は普通のグミと同じ。味は意外なコーラ味
  • 当たる確率は約11%



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